KLEENTEKのotogawaです。

クリーンテックでは、お客様からのご要望により定期的な油分析をおこない、汚染度や水分、添加剤の残存量などの経過観察をすることで、油管理のサポートをしております。また同時に、お客様の側から設備トラブルの有無や更油の回数などの情報、メンテナンス時の写真などをいただき、双方のデータを合体させることで、お互いにとっての有用なデータ作りを行っています(通称パートナープラン)。今回はその実例として大阪府吹田市様をご紹介いたします。

吹田市様は「資源循環エネルギーセンター」という、発電と組み合わせた高性能の廃棄物処理プラントを運営され、同じ敷地内の「吹田市資源リサイクルセンター」ではゴミのリサイクルに関する啓蒙活動(衣服のリフォーム教室や再生品の販売など)を実施されるなど、環境問題に積極的に取り組んでいらっしゃる自治体です。

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吹田市様とクリーンテックの出会いは、現センターの前身・旧清掃工場(北工場)時代にさかのぼります。工場併設の発電設備のタービン油向けに除水機付静電浄油機EDH-R25をご採用いただいたのが2005年。2009年には現センター新設に伴い2台目をご購入。EDH導入前は、浄油サービスを受けながら定期点検時には更油も実施されていたそうです。しかし設備が古くなるにつれて水が混入するようになったこともあり、除水対策としてクリーンテック製品をご採用いただいたとのこと。現在の2台目を導入されてからは、年に1回、浄油機のメンテナンスと油の分析を行っていますが、発電装置のトラブルはゼロ、油の汚染度や水分は良好に保たれ、現在にいたるまで約5年間、一度も更油をされていません。またNAS等級という油の清浄度をはかる規格でも4~5級という新油以上のレベルを維持されています。

タービン油での経過が良好なことから、2013年、清掃工場のストーカ駆動油圧装置の作動油に静電浄油機EDC-R10を2台ご導入されることに。(ストーカとは階段状の火格子の上でゴミを移動させながら処理する焼却炉。ここで使われている油圧シリンダは高温と大量のゴミにさらされる大変過酷な現場のため作動油も劣化しやすい)。こちらは導入から約2年半になりますが、やはり油圧装置にトラブルはなく、油も交換されていません。油の性質も保たれ、汚染度も新油レベル以下を保っています。また以前は、メンテナンス時にタンクの底にドロドロが溜まっていたのが、浄油機設置後は無くなったそうです。

以下データをご参照ください。(クリックすると全体が見られます)
※鮮明なデータをお入用の方はクリーンテックまでお問合せください。
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今回、取材を快くうけてくださった資源循環エネルギーセンター様は、北工場時代から静電浄油機をご愛用、その効果をご評価くださり、新センターの設備導入の際にはわざわざプラントメーカーさんに組込みを頼んでくださったそうです。 「タンク1台につき更油などに毎年30万円以上かかっていたのがほぼゼロになり、EDC購入費もたったの2年で償却できました」と大変喜んでいただいています。

今回、センター職員の方に設備全体を案内していただき、小学校時代を思い出すような楽しい社会科見学を体験させていただきました。その中で面白かったのは、清掃工場の廃熱を利用した発電機を見たアメリカの技師の話です。廃熱までも利用する日本の徹底ぶりに驚き、感心していたそうです。日本のような、国土が小さくエネルギーも限られている国は、知恵を絞るにはもってこいの環境のようです。「豊富にない」ことを嘆く間に、「あるもの」をどうやって生かすか模索し、提案し、実現していくこと…これが日本の強みであり、地球の将来に役立てるべく自信を持ってアピールできる力だと感じました。
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静電浄油機のクリーンセンター様への納入実績は全国で80台以上。対象はストーカ、破砕機などの油圧装置に加え、併設の発電設備のタービン油にも及び、現在もリピート受注が絶えません。

クリーンテックは、年々、深刻化するエネルギー問題にも関与し、
限りある資源を持続して使い続ける試みに、貢献していきます。
数年後このブログで、「無更油記録更新!」の報告ができることを願って・・・